今日はタイトル通り「3歳までに絵本1万冊・童謡200曲」について書いてみます。 結論から言うと、私は達成できませんでした。でも、夫婦で協力すれば全然可能!!
絵本1万冊・童謡200曲って何なの?
私がこの標語に出会ったのは教育ママに人気の佐藤ママが絵本1万冊読み聞かせたというネット記事。
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そして、初めは懐疑的でした。1万冊・200曲という数字があまりにも大きく感じられたからです。そして、この数字どこからきたんだろうと思ってググったところ、有名な公文式の「歌二百 読み聞かせ一万 賢い子」から出てきた標語でした。
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権威に弱い私は「くもんが言うならそうなんだろう」と逆に丸呑み、笑。
実際に読み聞かせをしてみる
1日10冊読むと3歳で1万冊を達成できるという計算で、佐藤ママは食卓に10冊の絵本を積み上げて、夜までに読み切っていたそうです。じゃあ、うちも読めるだけ読んでみようと思ってやってみることにしました。
0歳台:ロボットボットに出会った
動きの少ない赤ちゃん時代は、母の裁量で遊び方を選べたので稼ぎ時でした。0歳向けの絵本ってすごーく文字数が少ないのでサクサク読み進められます。家にいるときはおもちゃに飽きたら、絵本を読んで歌を歌うという感じでした。
また、0歳台はママである私自身も育休中で時間があり、1日3回ほど絵本の時間をとっていました。1日トータル25冊読んだ日もありました。(厳密には同じ本を何回も読むこともありますが)。数えた記憶はありませんが、3ヶ月ごろから1歳までは、なんとか1日10冊をこなしていたと思うので、2,500冊くらいは稼げたと思います。
1歳台:口真似を始めた
1歳台ごろには寝かしつける時に絵本を読むのが定着しました。このころは平均すると1日8冊くらい読んでいたと思うので2,900冊くらいは読めたと思います。絵本を読むときに私の口真似をするようになり、そこから一気に色々な言葉を覚えていった気がします。保育園で音読練習などをするようになったことで相乗効果があったかなと思います。
2歳台:読み聞かせ効果で暗唱
2歳ごろは絵本をよく覚えていて、息子がこぐまちゃんのほっとけーきやじゅげむじゅげむを暗唱するようになった時は驚きました。
この頃になると一冊の文章がどんどん増えてきましたが、夜の寝かしつけでは短い絵本と合わせて最低5冊は確保するように頑張りました。(なので、1,800冊くらいでしょうかね。)当時、息子は川端誠さん作の落語絵本や野菜忍列伝にハマっていて、毎日2〜3冊の落語絵本を読むのは母も一苦労でした。3冊読み終わる頃には30分以上経過していました。
と、いうことで
が、タイトルの読み聞かせ1万冊は我が家では到底不可能でした。7,200冊もワンオペママには正直きつかったです。
でも、パパが協力的で半分くらい負担してくれるご家庭なら、ちょっと頑張ればいけるんじゃないでしょうか。朝はパパ担、夜はママ担で分ければタイミングやジャンルも分散できて言うことなしですね。(夜に冒険ものを読むと興奮して寝なかったり・・・笑)
3歳台:絵本を自力で読もうとする
3歳半の今、夜に平均して5冊くらい読んでいるのでこの半年で大体900冊くらいになったでしょうか。最近は少しずつひらがなに興味が出てきたこともあり、自力で読もうとする傾向が出てきました。今のところ、基本的に自分で読もうとしているときは補助に徹しますが、飽きれば私が読むスタイルです。濁音・半濁音・促音みたいなものがまだ分からないのですぐに詰まってしまいますが、個人的にはまだ文字の学習を頑張る時期ではないと考えているので聞いてこない限り教えません。
息子のやる気とは反比例して母にとって寝かしつけ前の絵本がきつくなってきました。 原因は次の2つ。
- 母である私の忙しさが増した
- 園での昼寝がなくなり夜の寝つきが良くなった
夕方までパートに出て、夕方から寝る前まではノンストップ、朝も余裕はない、生活リズムを変える必要がありそうです。
絵本は買う? 借りる?
気に入った本やたくさん読んでほしい本は購入
我が家は本当に入手方法に節操がありません、笑。3ヶ月で古本は怖かったのでブックオフはさすがに満1歳ごろで解禁しました。
- 書店(新品)
- 定期購読(絵本ナビ)
- 古本屋(ブックオフ)
息子が気に入って図書館で何度も借りる本や私が読んでほしい本は、できるだけ購入しています。ブックオフアプリで探してあれば中古で、無かったら新品ですね。
定期購読は私や息子が選ばない良書をプロに選んでもらえる、という理由で1年半ほど続けました。が、定価に加えて送料がかかるのでちょっと高かったのでやめてしまいました。
図書館を使い倒す
本当は全て買ってあげられたら良いのですけど、お財布が許さないので我が家は図書館と購入と両方です。近所の図書館では12冊借りられるので、だいたい10冊前後を息子が自分で選び、2冊くらいは私が選びます。
私が住む自治体では「おうちで読んであげたい150冊の絵本」という冊子を配布しています。毎週同じになってしまうときは、2〜3冊をこのリストから選ぶこともあります。私はあまり絵本に詳しくなかったので、これがすごく役に立ちました。理由は次の4つ。
- 本のプロが選ぶ良書である
- レベル別に分かれていて選びやすい
- 全て市立図書館に揃っている
- ロングセラー・昔話に偏らない
こういった良質な絵本紹介の冊子やリストは全国の多くの公共図書館で配布しているようですので図書館で貰えると思います。育休中、私は図書館に毎週通って絵本12冊に加えて、AVコーナーでCDも借りていました。育休を開けた今は隔週で通っています。
- 童謡
- おかあさんといっしょ
- クラシック
- 英語
昔のおかあさんといっしょのCDも借りられました。(なんと私が子供時代のけんたろうおにいさんにあゆみおねえさんバージョンとおさむおにいさんとゆうこおねえさんバーションがありました。)たこやきまんぼは息子のお気に入りで、一時期はエンドレスで聞きました。
まとめ〜効果ある?続ける?
今も1日5冊年間1,800冊ペースを確保しています。読み聞かせの効果については、意見が別れるところですが私は信じています。なので、これから1冊中の文字数が増えて冊数は減っていくと思いますが、読み聞かせは続けていきたいなと思います。できれば10歳頃まで読んであげると良いと聞いたことがあるけれど、いつまで続くかな・・・。