知育に使える百均アイテム!ダイソー(DAISO)のドリルも捨てたもんじゃない

幼児ドリルってものすごくたくさんの種類がありますよね。くもん、学研、Z会、こどもチャレンジ… それぞれに良さがあるし、全部使ったって良いと思います。うちも絶対コレ、とは決めずに色々と使っています。大手出版社が発売するドリルは1冊600円〜と高い。それに引き換えDAISOはもちろん100円。ということで、今回は庶民の味方、百均で知育にチャレンジの話

DAISO幼児のおけいこの良し悪し

メリット

  • 安価で入手しやすい
  • キャラクターや仕掛けはほぼ無し

百均ドリルの良いところはこの二つにつきます。
うちの息子はドリルで勉強するのがたぶん好きではありません。遊びの延長。落書きの延長です。高価な大手出版のドリルだとやる気が無さそうなときに与えるのはもったいない気持ちになってしまいます。それに、手出し口出しせずにのびのびと取り組んでほしいのに、もったいないと思うとついつい横槍を入れてしまいます。さらに、キャラクターや凝った仕掛けが一切無いのも特徴です。

デメリット

  • 問題に偏りがありそう
  • 見開き1ページだと視線が分断されている
  • 大手出版社と比較して紙質がやや粗悪
  • バリエーションが少ない
  • ごほうびシールがない

やっぱりちゃちい。鉛筆に慣れていない幼児がサラサラ書いていくためには、紙質も大事かなと思います。それに作りも見開きタイプというのは視線が分断されるようで、迷路などは真ん中の折り目で「アレ?どっち?」となっていることがよくあります。その点、大手共通のプリントタイプは扱いやすいです。
ご褒美シールがないので達成感を感じにくいです。ご褒美がないと頑張れないのは本末転倒なので、それも良いのかもしれませんが。

オススメの買い方・使い方

レベルチェックに

冒頭にも書きましたが、大手出版社のドリルは高いですよね、笑。でも、買ったのに全然取り組んでくれないとすごくがっかりします。なので、子供の気持ちがのったときにタイミングよくドリルを用意してあげたいと思います。うちの息子はなぜか百均ドリルだと一気にやります。そして一気に進むと、どのくらいできないのかよくわかります。なので、息子は100均のドリルを使ってレベルチェックしています。 大手出版社も3歳向けとか4歳向けと書いてありますが、得意不得意がわかった方が買いやすいですよね。

買い直して複数回チャレンジ

我が家は同じ問題を何度もやるとき、消しゴムで消さないで色を変えてやっています。消しゴムで消してやり直すのは学習効率が悪い気がします。(消さないと使い回せないですけどね。まっさらな状態でもう一度チャレンジしたいのなら、安価なので1回買い直せば良いやという考えです。
例えば、4歳向けの「めいろ」の中では山とトンネルみたいな立体画の問題ができませんでした。一冊目では何回やっても、つい山の部分からトンネルの方へ曲がってしまうようで、立体を認識できないのかな?と思っていました。でも、2冊目ではなんとか出来ました。この時は特に何かを教えた訳ではありませんが、急に出来ました。

1冊目の様子
例)1冊目

二冊目の様子
例)2冊目

この画像だと分かりにくいですね…。

便利なグッズと使い方

我が家はドリルと一緒に次のグッズも使っています。全部どこでも買えるし、100均よりも安いものもたくさんあると思います。でも、3歳くらいの子を連れてお店をハシゴするのはめんどくさいので、同じダイソーで買えるときに買ってしまいます、笑

  • ホワイトボードマーカー
  • 赤ペン(カラーペン)
  • 2Bの鉛筆
  • ドリル
  • ノート
  • スタンプ

ホワイトボードマーカーとクリアファイル

筆圧の弱い1〜2歳にオススメのクリアファイルとホワイトボードマーカー。を使うと書いて消せるので、かさばらず何度も使えて便利です。
息子はクレヨンで絵を描くことはあまり好きではなかったみたいですが、カラーペンやホワイトボードマーカーで殴り書きするのは楽しそうでした。なので、私が●と★マークを書いて丸から星まで線を引っ張ってみよう、印刷したプリントを挟み込んで迷路や運筆をなぞったりしてみよう、という形から始めました。赤黒青の基本カラーセットや5色入りセットなどあって、息子は一時期クレヨンがわりにしてました。

2Bの鉛筆

ドリルと一緒に使うと便利なのが2Bの鉛筆。筆圧が弱い幼児にはHBやBでは硬すぎますから、2B〜4Bくらいがオススメです。KUMONなどの三角形の鉛筆も良さそうですが、鉛筆の持ち方は親がどれだけ直してあげるかの方が大きいので形はあまり重要ではないと思います。鉛筆の形よりも持つところに目印を付けたり、書いてる時に持ち方と姿勢を根気強く直してあげると良いです。(一応、書道歴20年以上、教室でバイトしてたこともあります。)

赤ペンとノートで書き取りドリルを自作

赤ペンとノートを使って、ドリルを自作してあげるのはとてもオススメです。と言ってもすごく簡単で、丸、三角、バツ、星、うさぎ、あんぱんまん、かれーぱんまんなどを赤で下書きして、なぞってもらうだけ。これがすごく良い運筆になります。曲線、直線などがうまくなぞれるようになってきたら、カタカナやひらがなにチャレンジしていくと良いです。
で、文字に移ったらぜひ50音順ではなく、意味のある文章を用意してあげると良いと思います。息子はあいうえおはようの歌から始めました。フンフン歌いながら楽しそうに書いてました。他にも園で習ってきた標語やことわざでの練習をしています。(今もこの段階です。)しりとりが出来るようになったら、しりとりもやりたいと思います。 この意味のある文字列(言葉)を書くやり方、実は私が20年ほど通った習字の先生に習った方法です。次に何を書くか子供と一緒に考えるのはとても楽しいです。少しでも学習効果が得られたり、楽しく取り組めるようにしてくれた工夫だと思うので私も取り入れています。

スタンプやシール

子供の頃、「すばらしい!」とか「やったね」のスタンプを貰うと嬉しかったですよね。それが100円で入手できます、笑。ご褒美シールの代わりに色々使えます。ドリルが1枚できたらポン、書き取りが1ページできたらポン、歯磨きができたらポン、…とにかく何かを頑張ってたらスタンプをしてあげると子供の気分もアップして楽しいです。写真はトイストーリーのスタンプ。
ごほうびスタンプ
それぞれ

まとめ

3歳向けの「ちえ」の中では仲間外れ探しや同じものを見つける問題はできても、長さに関する問題が一つもできませんでした。この一つもできなかった問題は大手出版社のドリルを使って直接的に教えたり、実生活に盛り込んでいくことで効率よく知育ができると思いました。 そもそもドリルで測ることのできる能力は簡単に可視化できるので、家庭や子供の正確に合わせた工夫をすると幼児ドリルはとても面白いですね。

タイトルとURLをコピーしました