中国渡航〜グリーン健康コード(HDC)の申請方法

 私が中国に入国した際、事前に3つの健康コードを取得しないと飛行機に搭乗も出来ませんでした。これは2021年12月に渡航した時点でのルールです。ルールは常に見直されているので、渡航準備中は定期的に大使館の情報をチェックした方が良いです。今回はグリーン健康コード(HDC)についてレポートしていきます。(あくまでも参考でお願いします。一切責任は負いかねます。)

 ※2022年3月15日 追記※ どうやらHDCに提出する陰性証明書の条件が変更になったようです。ぜひ中国大使館HPにて最新情報をご確認ください。

入力する前に注意しておきたいポイント5つ

 大きく分けて注意しておきたいポイントは入力内容に関する注意点3つと、時間に関する注意点が2つあります。

  • 取得締め切りに注意
  • 入力に時間がかかるので準備が必要(私は2人分で2時間近くかかりました。)
  • 入力後、イエローからグリーンに変わるまで数時間かかった。
  • アップロードする写真は画像容量を小さくしておく
  • 間違えて戻るをタップすると入力データが消えてやり直しになる
  • 人数分の入力が必要

必要書類は膨大

 私が渡航した時点で必要だったものは以下の通りです。結構たくさんありますね。

  • メールアドレス(同行者登録する子供のアドレスは不要。)
  • 中国で連絡が取れる方の名前と電話番号
  • パスポート
  • VISA
  • ダブル陰性証明書(検査日は渡航前2日以内/ワクチン接種後2週間以降)
  • 住民票(運転免許証でも良いけれど、子供用に必要。)
  • Eチケットの控え、旅程表
  • 新型コロナワクチン接種証明書(市区町村が発行)

画像の準備をしておこう

 私は何度もアップロードと入力し直して時間がかかりました。ダブル陰性証明書のアップロードで「画像1点につき10MBの制限があり、jpegまたはjpgファイルを推奨する」と注記があり、ファイルサイズに制限があるようです。なので、アップロードする写真はあらかじめ準備しておくと入力がスムーズだと思います。

 ファイルサイズを小さくする方法は簡単です。LINEのKeepメモなどに一度アップロードします。このアップロードした画像を再度ダウンロードすることでファイルサイズの小さな画像を入手できます。

 また、画像はパスポートや書類を押さえる指が写り込まない様にします。

実際の入力画面と記入例

 私はANAのHPや主人の会社の方から頂いた資料がとても参考になりました。ただ、今のところフォーム内容もどんどん変化していっているみたいです。なので、カブるところもありますが、私が入手できたスクリーンショットと、実際に何を入力してOKになったのかを見ていきます。入力中はできるだけ「戻る」をタップしない様に注意してください。途中までの入力内容が消えてしまうことがありました。

まずはアカウント登録して、自分の分から入力

1)まずは青字の「Register now」からアカウントを作成します。

2)メールアドレスを入力し青字の「Get the verification code」をタップします。すると、指定したアドレスに認証コードが送られます。メールアドレスはyahooアドレスを使用しました。

3)メールアドレス、認証コード、レ点を入力し、「The next step」をタップ。

4)パスワード設定画面に移ります。(スクショ無し)

5)指定したアドレスとパスワードを入力して「Login」。

6)パズルの1ピースをスライダーで動かす絵合わせ認証?画面が出ます。(スクショ無し)

7)中国籍かそれ以外かを選択

8)提出後に修正できないという注意警告画面が出るので、「confirm」をタップ。

9)秘密の質問に回答(一応メモをとると良さそう。)

10)健康申告の開始

11)まずは自分の健康申告から始める。

12)個人情報を入力していきます。「Type of document」を選択すると、13)の身分証をアップロードするフォームが出てきます。「Nationality」はパスポートの国籍を選択します。

13)パスポートとVISAをアップロードします。(初めの注意したいポイントにも書きましたが、写真は指が映り込んだり、ファイルサイズが大きすぎない様に注意します。私はファイルサイズが大きすぎたのか、ここで何度もやり直しました。)

14)連絡先を入力しますが、できれば中国の電話番号が良いようです。私は主人の中国用携帯電話の電話番号を入力しました。中国の電話番号を持っていない方は現地法人の現地通訳や総務課の方などにしておくと安心です。また、性別、誕生日を選択入力します。

15)旅程情報を入力します。便名や出発時刻を入力するので振替便や出発時刻の変更があった方などは要注意です。

16)その他の情報として2022オリパラ関係者かどうかの質問項目がありました。(私はもちろん、無関係、笑。)続けて、ダブル陰性検査の結果を入力します。

17)PCRと抗体検査をした病院を選択します。病院は大使館指定の病院しか選択できません。 さらに、新型コロナウイルスワクチンの接種歴を選択します。「Yes」の場合、摂取証明書が必要です。

18)PCRと抗体検査をした日時を選択し、ダブル陰性証明書をアップロードします。(新型コロナワクチンを接種した場合は、接種後2週間が経過してから陰性検査をしなければなりません。) 続けて、旅程(旅程表またはEチケット控え)と住民確認(住民票または運転免許証)をアップロードします。

19)ワクチン接種歴、ワクチンの種類(製造元)、最後に接種した日時(私は2回目でした)を入力していきます。そして、接種証明書の画像をアップロードします。

20)PCR・抗体の検査歴、コロナ陽性歴、陽性患者との接触歴、直近14日間の体調を入力します。そして、内容をチェックして提出をタップ。

21)先の画面で「Submit」をタップすると、入力内容の確認画面が出るので「Confirm」(だったと思います)をタップします。(スクショなし)

同行者として子供のコードを申請

22)上の21)までで自分の入力は完了です。次は同行者として子供の入力をします。ホームから10)の健康申告をタップします。次に「Apply for health daclaration form for others」をタップして、同行者の申告をします。入力内容は自分の分とほぼ同じだったと思います。

緑にならない?申請後は数時間で黄色から緑色に

 前項までで申請は完了です。申請したコードは「View and Show your health declaration form」で確認できます。申請直後は黄色になったので、おそらく仮受付の状態なのだと思います。私は入力完了から数時間後に緑色になりました。(正確には覚えてませんが3時間くらい経っていたと思います。)(オンラインで確認するとQRコードの周りをドットが回っています。)

 私が入手したスクショは以上です。陽性歴のある方はさらに別の情報が追加されると思います。難しいことはありませんがちょっと量が多いですし、事前準備も必要でした。特に、入力内容は大使館情報をよく読んで、渡航時点で必要な資料をしっかり集めておく必要がありました。

 入力自体に2時間、緑色になるまでも3時間ほどかかりました。なので、締め切りの5時間以上前に入力を開始する必要がありました。渡航前日、子連れの方はコードだけでなく、他にもやることがたくさんありますよね。なので、出来るだけ時間に余裕をもって申請することをお勧めします。

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