家庭で料理する場合、メニューがマンネリするので揚げ物も欲しくなりますよね。そして、揚げ物って1〜2個ならお惣菜を買ったほうが圧倒的にお手軽なのですけど、3〜4人分以上となるとちょっと高くつくので家で揚げますよね。ということで、我が家は揚げ物の回数が増えたのでオイルポットを導入しました。(これオイルポット?油缶?どっちで呼ぶのが一般的でしょうか。私としては油缶だと一斗缶をイメージしてしまいます、笑。)
フィルター付きオイルポットとは
特徴
昔ながらのオイルポットは金網で揚げカスを取り除くだけですが、フィルター付きオイルポットの多くは活性炭フィルターで匂いや細かな汚れが取れます。
メリット
・使い続けるとちょっとコスパが良くなる
・綺麗な油であげられる
・油を使い捨てないのでちょっとエコ
デメリット
・適合するフィルターの買い足しがめんどくさい
・お得感が感じにくい
どのくらい使えばお得?
使ったもの
・オイルポット ¥3,850
・フィルター ¥260/個
・揚げるための油 ¥260/L
・固めるテンプル(固化剤) ¥350/10包
我が家の使い方(条件)
・油の使用量は1回揚げるのに約500cc。
・使っているうちに毎回約200cc弱ロスする。
・新しい油を注ぎ足しながら、フィルター1個で約7回ろ過する。
損益分岐点
だいたいフィルター1個で7回ろ過するので、7回分の値段について考える。
X:フィルター個数(7回分)
Y:金額
◯フィルターろ過のオイルポットを使った場合、
油2Lで7回ろ過すると油2本、フィルター1個、固化剤1個なのでの値段は¥885
よって、 Y=885X+3850 ・・・(1)
◯ろ過せずに毎回新しい油を使う場合
油3.5L、固化剤7包で¥1,155/7回
よって、 Y=1155X ・・・(2)
(1)と(2)を解いて X=14.3
つまり、約14個のフィルターを使用するとペイする。 →14個は7回分なので98回、揚げ物をすると元がとれる。 →週に1回揚げ物をすれば、52週/年なので2年で元をとれる。
まとめ
私のざっくり計算だと2年くらいせっせと使えば元を取れることになりました。我が家は買ってから2年くらいは経ったと思うのですが、毎週は揚げてないのでまだまだモトはとれてないですね、笑。実際に使ってみて掃除したりすることを考えると、パーツが少ないタイプや食洗機対応の物が扱いやすそうに思います。
また、フィルターがそれなりの値段なので1回で油を捨ててしまうよりは良いけれど、感覚的なお得感はありません。とは言っても、フィルターろ過せずに使い回して、3回目くらいになると油臭さも出てくるのでそれなりに綺麗な油を使いまわせるメリットは大きいです。私としてはせっかく家で揚げ物をするのに、油臭かったり揚げカスがいっぱい付いているのは嫌なので。
極論、フィルターを通さなくても使えるので、オイルポットそのものを持っていないなら試しで買ってみても後悔はなさそうです。日用品なのに近所に適合するフィルターが売っていなくて、ネット通販しないと入手できないのはそこそこ面倒くさいですしね。(後日探したところ、ホームセンターで売っていました。)
ちなみに今日の夕食は唐揚げでした。読んでくれてありがとうございました。