子育て中でママの大きなストレスになるのが「子どもの寝つきが悪い」問題だと思います。息子は2歳ごろから活動量が少ないと昼寝なしでも1日過ごせる日が増え、我が家も長らくこの問題と戦ってきました。 今日はそんな我が家の寝かしつけ奮闘記を書いてみようと思います。
理想的な睡眠とは?
今、3歳の息子はほんの少しの昼寝と夜間のたっぷり睡眠が理想的です。理想的と言うと押し付けがましい言い方ですが、あくまでも息子にとっての理想です。具体的な時間数で言うと、昼寝15分と夜間の睡眠が11〜12時間です。この時間配分だと自然と起きて機嫌が良く、すんなりと朝ごはんを食べ始めることができます。
では、何がこの睡眠リズムを変えてしまうのか? それは次の4つ。
- 食事
- 日中の運動量
- 親の生活リズム
- 昼寝
お腹が空くと眠れない
うちの子は1歳台、お腹が空いて目が覚めてしまうことがときどきありました。夕飯をちゃんと食べなかった日に起きてきて、バナナやおにぎりを欲しがりました。起きてしまったら、食べないと眠れないですし、完全に目覚めてしまうとまた寝付くまで時間がかかるの悪循環でした。これについては、時間がかかっても夕飯を食べさせる以外にありませんでした。
日中の運動で疲れさせる
1〜2歳台はどうにかして寝かしたい一心から、保育園が終わってからほぼ毎日公園に連れて行きました。夏は30分も公園遊びをしてくると、夜の寝つきが良くなりました。が、運動ってやればやるほど体力がついてくるんですよね。嬉しいような悲しいような、公園に連れて行けば行くほど、運動強度を上げていかざるを得ないという状況になりました。2歳10ヶ月頃は1時間ほど親子で公園を走り回って、ようやく夜の21時に寝付ける程度でした。手がかじかむ程寒い日も親子でダウンを着て走り回っていました。
最近は、仕事の時間が長くなってしまい、平日はほとんど公園に連れて行くことができていません。確かに、園庭遊びが増えたようにも見えますが、人数に対して考えると猫の額ほどの園庭では運動量は知れたものです。 今は帰宅後、手押し車(足を持って手で体を支えて進む)をしたり、逆立ちの練習をしたりでなんとか運動量を確保しようとしています。
親の寝る雰囲気を読んでいる
息子は寝る前にお父さんが帰宅すると、嬉しくて遊びたくて布団に入ることすら嫌がります。1時間半かけた寝かしつけでせっかく寝そうになったところで、鍵がガチャリと言うとパッと起きあがって「おとうさん!おとうさん!」となってしまいます。 また、TVを見たり家事をしたりすると、大人が寝ない雰囲気というのを読み取るのか、「起きていてもいい」と感じてしまうようです。
ということで、夫には20〜22時は帰宅しないでほしい。20時前に帰宅したとしても、22時までは寝支度以外はしないでほしいとお願いしました。 夫も初めのうちはこの2つに対して渋々という感じでしたが、そのうち慣れたようです。帰宅しても家に入らず外の車でTVを見たり、布団に潜り込んで隠れてyoutubeを見たりするようになりました。時には、夫も息子と一緒に絵本を聞いて寝てしまうこともありました。本当は帰宅してすぐに夕食・入浴としたかったでしょうが、ここは我慢してもらいました。
昼寝の必要量は子ども次第
大人もそうだと思いますが、やっぱり昼寝しすぎると夜眠れないんです。先生のお話を聞いてみると、1歳台は2時間半、2歳台は1時間半ほど寝ていると言うのです。2歳当時で、休日の昼寝が30分でも多いかもしれないと感じていました。それを1時間半も寝てくるのです。そりゃ寝付けるわけがありません。我が家は食事、運動、親の生活を調整しても、どうにもならず園に相談しましたが、この点だけはあまり改善されませんでした。 なので、2歳台は諦めて、22時に寝てくれればOKとしていました。。。
昼寝の適正時間は子どもによって本当に違います。園で2時間昼寝をしてきても、帰ってくると夜にぐっすり眠れる子もいるでしょう。園での活動量(午後に運動があるかないかなど)によっても全然違うと思います。
我が家では子どもは夜寝るべき、と考えているので早く寝ないことは大問題でした。一方で、そうではないご家庭もあることを知りました。19〜20時頃に帰ってくるパパは意外と多いんじゃないでしょうか。
「たくさん昼寝をしてくるから、パパが帰ってくるまで起きていられる。寝支度を先にして、パパが帰宅してから家族みんなで食事をしている」
というお話でした。確かに、そうだなと思いました。
絵本や音楽だけじゃない。寝かしつけは布団に入る前から
ネットを見てると色々な寝かしつけがありますね。
- 絵本・音楽・子守唄
- 添い寝
- ヨシヨシしたり、トントンしたり
- 人形などお気に入りのアイテム
- 電気を消す
うちは19時半以降はTVも消すことにして、「夜だな、静かだな」みたいな眠い空気感を作るように心がけています。子どもの遊びもあまり体を動かしたりしないように、基本的におもちゃ・ドリルなどで寝る時間まで過ごしています。寝る直前は「絵本を読んで添い寝」します。1〜2歳台で寝つきが悪かった頃は、ひたすら絵本を読んでいました。20冊読んだ日もありました。いくら文字量が少なくても20冊は結構大変です。うちの子は落ち着きが無いので寝付けないときは、起き上がって遊びだしてしまいます。そんなときは「大人しくゴロン出来ないと真っ暗になるよ」と言ってしまいます。逆にゴロゴロして私にまとわりついてくる分には、抱きしめたり撫でたりして過ごしています。子守唄を歌うこともありますが、息子は子守唄では寝ません。ただ、歌ってほしいと言うので歌ってあげます。
夜泣き
うちの息子は3歳でも時々夜泣きをします。急に体を起こしてぎゃあぎゃあ泣き叫びます。夜驚症を疑っていますが、病院にかかっていないので詳細はわかりません。ネットで見たところ、夜驚症だったとしてもどうしようもないみたいなので、ひたすらヨシヨシしてあげるだけです。長いときは30分くらい。蹴られてもバックドロップをかまされてもヨシヨシ。ときどき抱っこもするかな。 あんまりヒドイようなら病院にかかろうかなと思っています。
まとめ〜寝かしつけはいつまで?
私も色々と頑張りましたが、どんなに入眠儀式やネントレを頑張っても運動量と昼寝には敵いませんでした。平日に狂った睡眠リズムを休日にリセットする日々が続きました。 我が家は今年度に入って、園でのお昼寝が少なくなったのを契機に一気に生活リズムができてきました。夜は21時ごろまでには寝付いて朝は7時に起きます。早ければ20時過ぎに寝ます。
子どもを早く寝かせばママのフリータイム、家事タイムというおうちは多いと思います。でも、子どもが生活リズムをつかむまでは子供が早く寝た日こそママも早く寝た方が体が楽かもしれません。無理の無い範囲で寝かしつけ、頑張りましょう。