うちの息子がほぼトイトレが完了したので、今回はトイトレについて書いていこうと思います。我が家はゆるーく布おむつも併用していたので、母的にもあまり悩まずトイトレをしていたと思います。むしろ楽しかったです。
トイトレとは
トイレトレーニング、オムツ外しなど色々な言い方があると思いますが、私はトイトレと呼んでいます。母曰く、30年ほど前(私が子供の頃)は1歳の夏にトイトレをするのが通常だったようです。というのも、当時は布おむつが主流だったからです。布おむつなどの洗濯や濡れたり着替えたりしても寒くない季節、ということで夏だったようです。
トイトレのコツ
家族で取り組む
トイトレのコツは赤ちゃん本人と夫を含めて家族全員がやる気になることです。ママだけではちょっと大変です。知り合いの子は幼稚園に入ると同時ぐらい(満3歳ぴったり頃)に外しました。それまでずっと紙オムツできて、「幼稚園入るからやらなきゃ!」となって急に家族がやる気になったところ2週間くらいで完了したそうです。
紙オムツをやめる
楽だから紙オムツを履かせておこう、としているとパンツの中で漏らしてもOKという感覚が抜けにくいのだと思います。うちの息子は0歳代から布おむつとおまるを使用していました。なので、息子は漏らすと「濡れて気持ち悪い」ということを早くから理解していたように思います。1歳の頃には漏れると私にまとわりついて、機嫌悪くあうあう言っていました。息子は今も夜間だけは紙パッドを入れているのですが、起き抜けなどトイレに行きたくないときはワザと紙パッドに出します。それだけ、紙オムツの性能が凄いようで、布に比べて紙オムツは漏らしても全然気持ち悪くないみたいです。
トイレに誘う
ご飯の後と寝起きに必ずトイレに誘うようにすると、タイミングが合いやすいです。大人もそうだと思いますが寝起きだったり、食後15分くらいするとトイレに行きたくなるからです。
実際のトイトレ
2ヶ月頃から1歳半頃
2ヶ月頃から自宅にいる日の日中は布おむつを使用していました。布おむつを使ったのに意味はありません。とにかく母の興味本位です。なので、母の安寧のため、基本的に外出時と夜間は紙オムツを使いました。そして、縦抱きが安定してできるようになってきた頃から、おまるにも座らせてみていました。これが意外とおまるでキャッチできるんですよ。0歳台はできたらラッキーな感覚で、私がやりたい時だけおまるに座らせていました。特に授乳期は授乳の前後でオムツをチェックすると思うのですが、だいたいそのタイミングです。1歳半頃まではほぼこのやり方でした。
- 使ったもの・・・紙オムツ、布おむつ(輪)とカバー、ライナー、おまる
1歳半頃から2歳頃
1歳半ごろからは連れて行けばトイレでおしっこを出せるようになってきたので、外出時も布パンツで出かけることが増えました。この頃はだいたいパンツとズボン2セットを持ち歩いていましたね。もちろん汚物用のビニール袋は必須です。パンツで外出するときはチャイルドシートで股の部分に布おむつを何枚か重ねてお漏らし対策をしていました。
また、保育園に入ると、日中は先生たちが目を光らせていてくれるので、良いタイミングでトイレを促してくれます。そのおかげもあってか、2歳前には担任の先生から「トイトレが終わりました。」と言われました。一緒にいるとしょっちゅう漏らしていたので、どういうことかサッパリわかりませんでした。が、どうやら日中はほぼ漏らしていなかったようです。この頃も母の安寧のため、長時間の外出や夕方以降は紙オムツにしていました。
- 買い足したもの・・・布トレパン、補助便座
2歳頃から3歳頃
2歳を過ぎたあたりから、タイミングよく声をかければほとんどおしっこが間に合うようになっていました。なので、持ち歩く着替えも1セットになりました。ただし、チャイルドシートの対策は続けていました。 この頃からうんちもほぼトイレで出来るようになり、夜間のおもらしも減ってきたので紙オムツは夜間だけにしました。
2歳半ごろには紙オムツも紙パッドに変えました。紙パッドの方が紙オムツよりほんの少し安いです。一時期、布おむつを挟んでみたのですが、寝相が悪くて外れてしまうこともあったので、ここは紙パッドにしています。
- 買い足したもの・・・普通のパンツ、紙パッド
やり方はパンツを下げた状態から始めます。子供の背中側から膝の下に手を入れる形で抱きかかえて、男性用トイレに向けます。(体育座りのまま抱っこするような形です。) そして、そのままおしっこさせるのです。角度があっていないとうまくできないので、洋式トイレよりも縦長の男性用トイレの方がやりやすいようです。 女の子だとちょっと難しいかもしれません。
3歳頃から現在
日中も夜間もほとんど漏らさなくなりました。ただ、園でトイレの補助をほぼしてくれなくなったので、うんちを拭く練習もしています。息子はボール状に丸めたトイレットペーパーをお尻の割れ目にポンポンと当てて「ふけたよー」と言っていました。どうやらトイレットペーパーをポンポンすればOKと思っていた様子、笑。拭き残しがあると刺激になるのか痒がるので、今のところ仕上げは必須です。
夜間は紙パッドをしています。夜の紙パッドを外せない理由は、朝起きてからおもらしを片付ける時間が無いからです。 万が一、漏らしていてシーツを外して洗って、布団を干してという時間を出勤前に捻出するのはキツイ、という多分に母的な理由です。 でも、最近は寝る前のトイレが習慣になり明け方のお漏らしも減ってきました。なので、この夏に完全に外してしまおうと思っています。
トイトレアイテム
布おむつ
布おむつは万能でした。私は整形ではなく、輪オムツ?タイプを使っていましたが、洗っても乾きがすごく早いです。それに綿100%のサラシはしっかりした生地でガシガシ使えてよかったです。紙オムツと併用なら、20枚もあれば十分だと思います。(だいたい10枚セットで売っているので2セット)おむつカバーは市販だとあまり選べないので、かわいい柄を使いたいとなるとネット通販になりますね。
ざっくりどんな使い方をしたかまとめるとこんな感じ。
- 通常のおむつとして使う
- うんちの横モレ対策に敷いたり、挟んだりする
- 床などのおもらしを拭く
- お湯で濡らして、ゆるうんちやべったりうんちのお尻を拭う
- チャイルドシートやベビーカーでお尻の下に敷く
紙ライナーはうんちがゆるめで洗濯に悩んでいる方にオススメです。私はゴム手袋をつけて手でガシガシ予洗いしてから、洗濯をしていたので特に必要ありませんでした。むしろ履かせるのがめんどくさかった記憶です。1箱使い切ったあとは買い足しませんでした。
トレパン
正直、トレパンは必要ないかもしれません。買うならトレパンは防水生地付きでも布生地だけでも、3重タイプが乾きと洗いやすさのバランスが良いでオススメです。息子はトレパンも色々使いましたが、6重タイプと防水とカバーがくっついた2枚タイプは微妙でした。特に、通常の6重タイプはは乾きが悪過ぎる上に、お尻周りがゴワつきました。2枚タイプは防水部分に洗剤残りして、洗い直しすることが多かったです。
紙トレパンも売っていますが、私は使いませんでした。徐々に慣らすならアリかもしれません。
おまる・補助便座
補助便座も一応買いましたがほとんど使いませんでした。うちは補助便座、おまる、踏み台をそれぞれ単品で揃えました。でも、今買うなら初めから3wayで使えるタイプが便利そうだなと思います。理由はいつどれを使うか分からないからです。
うんちとおしっこの洗濯
布おむつを使っていた頃は、やっぱり洗濯の回数が少し多かったです。通常洗濯プラス1日1回ほど。
うんちは意外と普通の洗濯でも臭いがとれますが、おしっこは水洗いしてから洗濯しないと臭くなります。そして、うんちはパンツが黄色くなります。でも、別々に洗うのはめんどくさいし、うんちとおしっこは同時に出るしということで次のような感じで洗濯をしていました。
- お風呂の残り湯にもあらかじめ過炭酸ナトリウムをとかしておく
- お風呂の残り湯ですすぐ
- 過炭酸ナトリウムを混ぜたバケツに浸け置き
- バケツがいっぱいになったら、水ですすいでから通常洗濯
過炭酸ナトリウムはシャボン玉の緑の袋のやつです。ドラッグストアでどこでも買えます。
洗濯槽の掃除をしたり、トイレの掃除をしたり便利なヤツです。
ところで、うんちをすすいだ水はトイレに流します。こんなことをする人がいるかわかりませんが、夫が何を思ったのか風呂場に流して排水口が大変なことになりました。。。
トイトレは良い思い出
我が家は母である私の興味本位で色々と手を出していました。確かに紙オムツは楽でした。文明の利器です。でも、布おむつを使ってみたことで、洗濯の仕方について考えるきっかけになったりして面白かったです。私にとってトイトレは楽しく育児をしたなぁと感じる思い出の一つです。
トイトレをどこで完了とするかは考え方次第ですが、あるとき突然できるようになるのではなく徐々に自分から「おしっこ!」と言える回数が増えていきます。今、トイトレやってるよーっていう方はぜひその過程を楽しんで欲しいです。